ビンテージワイン対策

6月の初めのこと。ふと見てみるとワイン用の冷蔵庫が故障しているではないですか。慌ててすべてのワインを別のセラーと冷蔵庫に緊急避難。キャップシールやコルクの状態を見ると、吹きこぼれはないようですが、ダメージがありそうなボトルも見られます。

そのうちの特に状態の悪そうなボトルを選び、泣く泣く数本を立て続けに飲みました。こんな形で飲むはずじゃなかったのになどと嘆きつつ、期せずしてワインエンゲル係数の超高い週を送ることになりました。

その時に飲んだワインは、すべてボルドーで01、93、81、66のワイン。中には初めて飲む有名銘柄もありました。

さすがに66はよれよれ感が否めませんでしたが、これは熱のダメージというよりはワイン自身のポテンシャルと経年変化による自然なものだと思います。比較的若めの2本は本来のシガーと樽の焦げ風味。81年のポムロルはさほど良い年ではなかったはずですが、さすがと唸らせるくっきりとした輪郭と濃いメルロ特有の「だみだみ感」があります。

結局これらのワインに熱のダメージはほぼなかったと判断し、その他のワインもこれまで通り保存することとしました。もちろん、外見上は大丈夫そうなワインでも開けてみるとだめだったという可能性は残ります。特に、ブルゴーニュは心配です。

それはそうとして、オールドビンテージを連続で開けて深く悟ったことがあります。それはコルク抜きが洒落にならないくらい難しいということです。

よく考えてみると、これまでにビンテージワインを開けてコルク屑をワインに落とさなかったためしはありません。むしろ、その程度ならいいほうで、コルクを抜ききれず瓶の中に落としてしまったことも多々あります。プライベートで飲むのには気にしなければいいだけですが、さすがに客人には勧めづらいです。

これまではビンテージワインを開ける間隔が大きかったので、重大な問題とは認識できなかったのです。連戦連敗して初めてビンテージワインを通常のソムリエナイフで開けることは自分にはできそうもないと気付いたというわけです。
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そこで新たに入手したのが、薄い足2本をコルクのわきに差し込み挟んで引っ張り上げるタイプのオープナー。同時にデキャンティング効果の得られるポアラの廉価版も買いました。さてさて、新兵器の威力はいかほどのものでしょうか。
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by nossnoss | 2013-10-16 21:26 | ワイン